次女、韓国ドラマを楽しむ

2024/06/19

次女

ごきげんよう。「宮廷女官チャングムの誓い」を見ている次女です。
このドラマ、子供の頃に母と一緒に見たのですが、最近になって見直しています。
主人公の女の子、チャングムがあらゆる陰謀に陥れられそうになりながら、持ち前の根性と恵まれた才能で王様の御前を作る最高尚宮(チェゴサングン)を目指す物語です。

物心ついた時から、母の影響で韓国ドラマや音楽が身近にありました。
「冬のソナタ」「夏の香り」「秋の童話」...と今となっては古典ともいえる作品を見て、サウンドトラックを母と一緒に聞いていました。
全話を見たかどうかは覚えていないのですが、タイトルを聞けば今でもテーマソングを口ずさむくらいに馴染んでいます。
これらのドラマは現代を扱っていますが、「宮廷女官チャングムの誓い」は朝鮮王朝の時代が舞台です。
おいしい料理を見ながら、当時の食文化や風習、身分制度といった歴史に触れられる作品です。気が付くと夢中になって、次の話、次の次の話と進みたくなります。
でも、夜更かしすると次の日に響くので、少し我慢しています...

子供の頃、どのような気持ちで見ていたのかあまり覚えていないのですが、チャングムのドラマ撮影地を訪れるために、母に韓国旅行に連れていってもらったので、とても好きだったことは確かです。当時小学生だった私に、優しく話しかけてくれた韓国のお兄さんやお姉さん、おばあさんのことはいつまでも心に残っています。
確か、かわいいピンクのスカートとキラキラパウダーが入ったパフを買ってもらいました。
プルコギバーガーを食べ、お土産に海苔を選んだことも覚えています。
途中で体調を崩して、美術館か博物館(うろ覚え)で休んだことも旅行体験として印象的です😅

チャングムは私の韓国旅行体験と結びついているだけに思い出深いですが、作品を改めてみると毎話に情や恨を感じ取る作品です。

銀のお箸です。チャングムを見ていたら、これだけで心動かされるようになりました。

最初の数話は、子役たちがとてもかわいいのでニコニコしてしまうのですが、お話の内容はとても厳しいです。大人になって見ると、改めて「こんなに過酷な状況で生きられるのか?」とハラハラします。主人公なので生き延びないといけないのですが、チャングムの置かれている設定がバトル漫画くらい厳しいです。
いつも命の危機、常に拷問の危機、そして味方を失う危機にさらされています。
眠りが大事な私にとって、最も気になるのは「チャングム、全然寝ていない!」というところです。
ただでさえ忙しい女官なのに、夜は薄明りの中で考え事や勉強をしていて全然眠っていません。ドラマチックではありますが、あまりの働きぶりにびっくりしています😐

また、当時は女性の置かれた立場がとても弱いので、そういった状況で女性たちがどのように連帯してきたのか、子供を育ててきたのかという点は興味深いところです。
物語の中では、立場が弱い中でも賢く生きる術を持つ女性がたくさん出てくるので、魅力的なキャラクターがたくさんいます。
子供の頃は「チャングム、かわいい」という印象でしたが、今は最高尚宮の職に関心があります。女性の立場が弱いということを知っているからこそ、長い時間をかけて周囲の立場ある人間を味方にし、実力と賢さをチラっと見せる姿はとてもかっこいいです。
一見、男性に頼ってしか生きられない女性たちに見えるのですが、実は女性たちがいなくなって困るのは権力を握る男性たち...そんな視点で見ても面白い作品です。

まだまだドラマは序盤、全話を見終わった時にどう感じるのか楽しみです。

それでは、今日もぐっすりすやすや眠ります💤🦄

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